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望楼守の生思考

師走の徒然

2010年も終わり。今年はいろいろありました。
とはいえ今年の総括はせず、最近気になっていることとかを徒然と書いてみます-0-

マンション建設

最近ちょっと気になっているのが家の近くで建設されているマンションがすごい多いこと。
歩いて5分以内の範囲内に5つくらい建設現場がある。
そのうちのひとつは450邸を超えるんだからすんげぇ。
これを見てると、景気の先行きがちょっと明るくなってきたかなぁって感じなくもない。
(少なくともデベロッパーはそう見てるわけですね)
ニュースのアナリストの解説よりも、高速道路を走るトラックの量や、商業施設の人入りなんかの現実から分かるものも多い。
こういう変化は気にしたいところ。

最近みた映画だとか

「ロビンフッド」
リドリー・スコットとラッセル・クロウの歴史モノ
キングダム・オブ・ヘブン(KOH)にちょうど続くような時代が舞台。
KOHのラストに出てきた英リチャード獅子心王が、冒頭に登場。
架空の英雄ロビンフッドを当時の英仏の関係やマグナカルタに絡めて料理。
KOHが一人の騎士の誕生の物語なら、こっちはひとりの義賊の誕生の物語、かな。
歴史モノが好きな人なら楽しめるはず。
ただ、リドリーの映画では珍しくないのだけれど、ちょっと重要シーンが省かれてる感が。。。
物語が飛躍したり、(あるべき)エピソードの欠落が気になった。
ディレクターズカット版が見たい。あとDVDのその他特典映像が。
コレクターズDVD出たら、、、買っちゃうかなぁ。

「インセプション」
ディカプリオと謙さんの話題作。
世界観、映像、コンセプト、演者、どれも非常にいい!
謙さんもいい味だしてました。でもやっぱりディカプリオの演技がよかった!
おぼっちゃまの説明や描写(背景だとか)がもっとあれば、もっとよかったかな。

「ソルト」
アンジーの映画、それに尽きる。存在感がすごい。
逆に、アンジーがそれほど好きでもない人がみたら、へぇで終わるかも。
あ、でも実は、映画見終わって1週間くらいするまえ主演がアンジェリーナ・ジョリーって知らなかった罠。
ちなみに前半の、えっえっ?という展開とかよかった。

「アメリカン・・ギャングスター」
リドリー・スコット、ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントンという、すごいコンビ。当然大ヒット作。
60~70年代のニューヨークの麻薬王とそれを追う刑事の実話を基にした物語。
ちなみに、やっぱりコスプレ映画の要素があるのはリドリー映画だから?w
古代や中世ヨーロッパじゃないけど、60~70年代当時のファッションを緻密かつ派手に再現してるあたりにこだわりを感じる。。
しかも、主役2人が演じているモデル本人たち(元刑事と麻薬王の両方!)が監修してるってものすごい。
コレクターズBOXの特典DVDでは、彼らのインタビューが見れる。

「レミーのおいしいレストラン」
ピクサーのアニメ。
天才ネズミのあるじゃーn、、、じゃなくてレミーがだめシェフの小僧と協力して、おいしい料理を作るが、、、というおハナシ。
そういえば「シュレック・フォーエバー」も見た。


最近のゲーム事情

「パラサイト・イブ」
「パラサイト・イブ2」
PSPのゲーム・アーカイブで、各600円で購入。
CGはキレイだし、お話のコンセプトやストーリーはいいんだけど、、、
ボス戦った後セーブできずに即死ありの展開に突入とかっていうのは、ヌルゲーに慣れた身としては泣けた。
(1のラスボス戦後とか。。。)
あと「2」でキャラの操作の仕方がわからず、ゲーム始まって早々その場でグルグル回転し続けたのは内緒。
1を普通にクリアしてのエンディングはぶっちゃけ意味不明。実はあれBADエンドなんです!ってオチ。
真のエンディングは2周目以降のある場所をクリアしないと見れないとさ。
ちなみに、2はマルチエンド。

「イース7」
イースシリーズのPSPオリジナル作品。
適当にがちゃがちゃやるだけで、うまく戦えるシステムは秀逸。(EASYモードの場合ね)
あと、音楽もイースのあの音楽が使われててなんだかニンマリ。
20年たっても変わらない部分もあるっていうのは、なんかいいね。
あの音楽、ちょっと古臭さを感じないわけでもないけどw


ジェフ

1982年、ハーバードMBAの卒業生の一人にジェフという青年がいた。
大学を出てP&Gに入社して一年でMBAに来た彼は、卒業後アメリカを代表する大企業に入社した。
その約20年後、彼は世界一の経営者と呼ばれた男から、その会社を受け継ぐこととなる。。。
今年出会った人物の中で、ぼくがもっとも感銘を受けた人物です。
詳しい紹介は、また今度^^


ではみなさん。よいお年を。

境界のない世界~組織と人の新しい関係:はじめに

21世紀になり10年がたとうとしている。新しい世紀を迎えてから今日までの間、世界のグローバル化はそれまで以上に進み、企業はますます国境を越えて活動するようになった。先進国が成熟を迎え成長を足踏みしている一方で、中国、インド、ブラジルなどの国々が著しい成長を見せている。また、ITをはじめとしたテクノロジーは日々進化を遂げ、高性能PCや携帯電話、その他の様々な端末、通信インフラの普及は、インターネットを生活の中心にすえようとしているようにみえる。グローバル化は、先進国には豊かさをもたらし、途上国には成長の機会をもたらしている。しかし、その一方でグローバル化は世界を不安定にもしている。こんにちの金融危機による株式相場、為替相場の乱高下は、もはや予測不可能である。

このような環境下において、日本の社会、そして企業はうまく適応できていないようにみえる。サブプライムショックに端を発した経済危機において、サブプライムローンには直接関係のない日本の株価が大きく下がり、こんにちまで回復に手間取っている。企業は成長戦略をなかなか打ち出せない一方で、若年層社員の離職率の上昇やモチベーションの低下に悩まされている。

世界中の企業が英語を共通言語に、世界中から優れた人材を活用し成長しようとしている中、日本企業は日本語の壁に阻まれグローバルな組織への転換がはかれないでいる。輸出企業としてグローバル化の恩恵を受けてきた日本企業だが、現在の状況にはうまく適応できていないようである。

また、日本企業は日本国内の人材の活用にも手間取っている。こんにちの日本の若い世代は、飢えを知らない世代である。長く続く不況、失われた10年などという時代を子供の頃に過ごした世代ではあるが、しかし、かつての戦後やあるいはアメリカの大恐慌のように、貧困と飢えにさいなまれるような経験はしていない。むしろ、物心ついた頃から、テレビやエアコン、ゲーム機といったものに囲まれて育った世代である。このようにものが溢れる時代しかしらない世代に対して、消費者としてどのようにマーケティングすればよいのか、あるいは、従業員としてどのように動機づければよいのか、企業は五里霧中の状況にある。

グローバル化やテクノロジーの進歩などにより、世界はいま大きく変わろうとしている。そして、取り巻く環境の変化に合わせて、企業もそこで働く人も、いま新しいパラダイムが求められている。これまでうまく機能してきた組織形態、マネジメント手法、あるいは個人の働き方や仕事観は、この変化にうまく適応できない。世界の変化によって、企業組織とはたらく人はどのように変わり、あるいはどう変化する必要があるのだろうか。

これから数回にわたり、グローバル化という取り巻く環境の変化による影響を、企業組織にかかわるマクロな視点と、個人の仕事観にかかわるミクロな視点から論じたいと思う。

キーワードは「境界のない世界」である。

 

習慣を作り、習慣に作られる - 新しい習慣を身につけるための技法

「明日から○○をやろう!」

これまで、何度こんな決心をしただろう。
そして、なんど挫折しただろう。

正しいこと、そしてやるべきことは分かっていても、それを継続してやり続けることは、なかなか難しいものです。しかし、かのピーター・ドラッカーが述べたように「成果を上げるのは才能ではなく習慣」なのです。

才能はあくまでポテンシャルに過ぎません。その潜在能力を引き出し、顕在化させるには継続してその能力を発揮することを習慣とする必要があります。

習慣というものは人が自ら作り出したものです。しかし、一度作り上げた習慣によって、今度は、その人自身が作られていくのです。

従って、良い習慣によって強みが強化され良い人格が形成される一方で、悪い習慣により、弱みが致命的な欠点となってしまったり、悪い人格が生み出されてしまう可能性もあるわけです。

良い習慣さえ身につければ、より良い人生を歩めるのではないでしょうか。とはいえ、ある物事が継続され、いつも無意識に行われるようになって初めて習慣となるわけですが、これは先ほど触れたとおり、なかなか難しいことだと思います。

では、どうしたら正しい習慣を身につけることが出来るのでしょう。一番良い方法は、人からフィードバックをもらうことではないでしょうか。朝起きてから、夜寝るまで、自分の行動をつぶさに見てもらい、それに対して良い点、直すべき点についてフィードバックをしてもらうのです。

現実的ではありませんよね?

しかし、よく考えてみて下さい。この世にひとりだけ、それが可能な人がいるはずです。そう、あなただけは、常にあなた自身の行動を把握することが可能ですよね。

つまり、セルフ・フィードバックを行うというのが、最も効果的かつ現実的な方法なのではないでしょうか。

ところで、このセルフ・フィードバック。多くの人が実践しています。例えば、年末。一年の振り返りと新年の抱負をノートやブログに書いている人は沢山いると思います。あるいは誕生日にそれをやっている人もいるかもしれません。例え文章化していなくとも、何かの節目には、これまでの反省をして、明日からの行動を決心しているのではないでしょうか。

でも、ちょっと待って下さい。みんなセルフ・フィードバックをしているのに、どうしてなかなか変われないのでしょうか。なぜ、新しい習慣を得ることができないのでしょうか。

それは、フィードバックの頻度が足りないからではないでしょうか? 振り返り、反省、内省、達成度やKPIの測定、みなさんはこれらをどの程度の頻度で行っているでしょうか?

新しい習慣を身につけるためには、1ヶ月に一度や1週間に一度、まして年に一度では足りません。日々の行動が習慣を形作るのですから、自分の言動に対するフィードバックは毎日行う必要があるのではないでしょうか。

けれども、毎日深く内省を行うというのは、忙しい現代人にとってあまり現実的ではないと感じるかもしれません。確かにどんなに優れたメソッドでも、実践可能性がなければ、無意味、無価値です。

ではどうしたらいいのでしょう?

ひとつの方法は、振り返り項目を決めてチェックリストにして、それを毎日つけることです。

みなさんの一日が最高の一日となるための、成功要因と阻害要因はなんでしょう。あるいは、自分の美徳や強み、そして悪癖や弱みはなんでしょうか。事前にそれらをある程度洗い出して、チェックリストにしてしまうのです。

そして寝る前の5分、10分の時間を使って、そのチェックリストでその日の自分を振り返るのです。そうすればそのリストにチェックをつけること自体が、自己フィードバックになるでしょう。また、チェック項目以外に、Good/Badポイントがあれば、メモしておくのも有用でしょう(もし、頻繁に出てくるようならチェック項目に加えてもいいかもしれません)。

いかがでしょうか。もし、価値があるなと感じたなら、ぜひ、今日から早速実践してみて下さい。初めはチェック項目は少なくとも構いません。自分自身も、チェック項目も、少しずつブラッシュアップしていけばいいと思います。

また今度、チェック項目の作り方、洗い出し方について、紹介したいと思います。

 

最後になりますが、今回の記事は2つの愛読しているブログの記事に触発され書きました。ひとつは、慎泰俊さんの「Taejunomics」の記事、もうひとつは友人でもある澤田哲也さんの「僕が最高に仕事を楽しめる理由」の記事です。いつも知的刺激がもらえる記事を書いて下さいありがとうございます。

 

20代半ば~30代前半のvinviolette(バンビオレッテ)世代のための生命保険の考え方 [死亡保険編]

20代半ば~30代前半のvinviolette(バンビオレッテ)世代は、生命保険に入ろうかなと検討し始める人が多いのではないでしょうか?

vinviolette(バンビオレッテ)とは?
20代半ば~30代前半世代が「若さ」と「成熟」の過渡期を最高に楽しみ成長していくことをコンセプトにしたコミュニティ。
詳しくはこちら(vinviolette HP)

きっかけは人それぞれでしょう。結婚がきっかけかもしれませんし、TVCMがきっかけかもしれませんし、コンパで知り合ったおねーちゃんにすすめられたからかもしれません。

必要か、不要か。その問いに、正しい答えはありません。けれど、始めて保険に入ろうかどうか考えるときに、参考となるかもしれないフレームワークを提示してみたいと思います。繰り返しになりますが、入るべきか、入るべきでないか、その答えを提示するものではなく、あくまでもみなさんが検討する上での考え方の一例として読んでいただければ幸いです。

ところで、「床屋に髪の毛を切るべきか否かを聞くべきではない」とか「証券マンに株を買うべきかどうか聞くべきではない」とよくいいますね。同じように生命保険に入るべきかどうかを生命保険会社の人間(あるいは利害関係者)に尋ねるべきではないのかもしれません。しかし、このブログは、ななんと、、、ライフネット生命さんの応援バナーを貼り付けているのです!

本稿執筆時点で、わたしは生命保険会社に勤めているわけでも(つまり生命保険の素人です!)、ライフネット生命を含め生保各社からの金品の供与等はうけていませんが、応援バナープログラムに参加しているという事実は、ここに告白しておきます。(また、Googleのキーワードマッチ広告により生命保険の広告が出る可能性があります。もし、あなたがその広告をクリックしたら、その生保会社等からGoogleを通じて報酬を受けることになります)

 

 

さて、では本題です。

ここではいくつかのケースに分けて、生命保険が必要かどうかを検討していきたいと思いますが、今回は議論を単純にするために、次のような前提条件のようなものをおきたいと思います。

  • 検討しているのはバンビオレッテ世代の男性(すいません、女性には参考にならない記事かもです・・・)
  • 検討している商品は死亡保険に絞る
  • どんな保険、ではなく、そもそも生命保険に入る必要があるかどうかを検討する

 

ではまず、毒男、じゃなかた、独身の場合を考えてみたいと思います。

独身男性の場合にキーとなるのは、自身の借金の有無、自身の収入に依存する人間の有無ではないでしょうか。大きな借金もない(あるいはあっても親に十二分な返済能力がある)、自分の収入に依存している親兄弟等はいない、というような場合は、生命保険への加入は不要であるように思います。大部分の人はこのようなケースに該当しないと思いますので(そうでもないのかな??)、独身のうちは生保への加入は基本的には不要、というのが結論です。

では、まずは借金についてです。大学等の奨学金というケースが多い気がしますが、もしかしたらギャンブル等で作った借金かもしれませんね。これがある場合は、自分の死語、保証人等に迷惑がかからないように返済額分の保険には入った方がいいかもしれません。もっとも、ギャンブルで借金を作ってしまったというケースでは、保険に入る余裕もないのかもしれませんが。。。

 次に親兄弟、親類等の面倒を見ている場合です。自分が死んだら、生活していけないような家族等を抱えている場合。このような場合も生命保険には入っておいて方がよさそうです。あるいは、あなたが一人っ子で両親に必要最低限の蓄えがない、国民年金等の支払いを支払いをしておらず、いまは元気だけど将来的には両親の面倒を見る必要があるなぁ、という場合は加入の検討の余地があるかもしれませんね。

(全然関係ないですが)そういえば、ゴッホも弟の援助で絵描きしてたんですっけ??

死んだときのお葬式代で親に迷惑をかけたくない、という場合は入ってもいいかもしれませんが、死ぬ確立は限りなく低いのですからあまり心配しなくてもいい気がします。ちなみに、死後、自分のカラダを大学の医学部等の教育・研究のために提供(献体)すると、お葬式等は献体協会が代わりにやってくれるため、費用はかかりません。葬式代で迷惑をかけたくない&死後も社会貢献をしたいという人は選択肢の一つとしてアリかもしれません(詳しくはこちら「日本篤志献体協会」)。わたしはしていませんが、親がコレに登録をしています。

 

次に結婚をしている場合です。まずは、子供がいない夫婦の場合を考えてみましょう。結婚を機に、保険を検討し始めるというケースは非常に多いと思います。しかしです、結婚の時点では必ずしも必要ないかもしれません。

まず、30歳で同い年の女性と結婚したとしましょう。そして不運にもあなたは、突然死んでしまったのです。さて、あなたの奥さんはこの先どう生きていくのでしょうか?

まず、彼女の親御さんが健在な場合、実家に帰るという選択肢があるかもしれません。特に、親御さんが持ち家に住んでいれば、(特に、一人娘だった場合は)とりあえず一生住むところに困らなそうですね。

あるいは、まだ彼女は若く、あなたと結婚するくらいですから、魅力的な女性なのでしょう。となると、再婚するという可能性もあります。もしかするとあなたにとっては残念なことかもしれませんが、彼女が幸せな人生を歩めるのなら、草葉の陰から祝福してあげましょう。人は誰でも幸せに生きる権利があるのですから、夜な夜な枕元に化けて出て祟るような真似をしてはいけませんよ(それに彼女は決してあなたのことを忘れたわけではないのです)。

万が一の時は、妻にお金を残したいと考えるのは自然なことです。しかし、あなたが明日、明後日死ぬ可能性は限りなくゼロに近いのです(逆に言えばゼロではない、ということなのですが)。ですから、生命保険の支払いに毎月少なからぬお金を使うよりも、週末の夫婦のデートや旅行にお金を使った方が賢いかもしれません。

それ以外の生命保険加入のポイントは独身の場合と同じく、借金や自分の収入次第で生死が左右される者の有無でしょうか。住宅ローンを組んでいたり、奥さんが寝たきりというような場合は、加入した方がいいかもしれません。また、いつ子供を授かるか分かりませんから(特に、宗教上の理由等で避妊等は一切しないという場合は特に)、そのあたりも計算に入れて必要、不必要を検討しましょう。

 

最後に結婚をして子供がいる場合です(これには、妊娠しているというケースも入ります)。

結論から言うと、基本的には入った方がいいように思います。

子供が出来たら、どんなに若く美人でも再婚のハードルは高くなるでしょうし、養育費もバカにはなりませんからあなたや彼女のご両親が負担できるとは限りません。必要な養育費を試算して、必要な分の生命保険に加入した方がいいでしょう。ちなみに、必要な養育費については、複数の生命保険の営業担当や生保の販売代理店などで相談するのがいいと思います。かならず複数の人から意見を聞きましょう。ちなみに、ライフネット生命のHPでも試算できます。

もっとも、あなたは既に一財産築いていたり、夫婦どちらかの両親が大富豪とか開業医で、十二分にお金持ちでかつあなたがたとの関係が良好なら、生命保険は不要かもしれません(あるいは低い保険金額での契約でいいかもしれません)。

 

以上、独身時代から、結婚、お子さんの誕生と3つのステージで、保険の加入が必要かどうかを検討する際のポイントを示してみました。

よく分かっていないものを買うとき、プロに相談するというのは有効な選択肢のひとつです(でも、分からないものは買わない、というのが一番おりこうさんかもしれません)。しかし、床屋は散髪が本当に必要かどうか正直に教えてくれるとは限らないのです。プロへの相談を有用にするためには、自分なりの判断基準を持つことが必要ではないでしょうか?

ぶっちゃけ言ってしまうと、ライフネット生命保険の場合、加入時年齢30歳、10年間掛け捨て、保険金額500万円の死亡保険の支払額は月々わずか789円です(2010/05/08時点)。一般的な収入のサラリーマンなら、入る・入らないで言えば、何も考えずに加入してもいい金額でしょう。

今回の記事の目的は、保険金額や医療保険は無視し、単純に死亡保険が必要かどうかを考える、わたしなりのもの差しを示すことです。これを一例として、あるいは考えのスタート地点として、みなさんなりに生命保険(死亡保険)や医療保険の必要性や様々な特約を付けるかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。この記事が、皆さんの生命保険の検討の参考に、そして、豊かな生活に少しでもお役に立てれば幸甚です。

 

初めの方でも触れましたが、当ブログはライフネット生命の応援バナープログラムに参加しています。なので、上記でもライフネット生命のHPや商品について触れていますが、必ず複数社での比較をすることを強くオススメいたします。繰り返しになりますが、自分なりの保険の考え方や必要不必要の仮説を持った上で、保険会社や代理店の営業担当者など(ライフプランナーなど肩書きは色々)に相談しましょうね。

 

最後に、参考図書をあげておきたいと思います。どちらも(やっぱり?)ライフネット生命の経営陣に書かれた本です。ポジショントークも含まれているでしょうが、良心的でまっとうな内容だと思いますので、読んで損はないと思います。生命保険、医療保険は長い目で見たら数百万から、人によっては1千万以上の買い物(投資)となりますから、下調べに数千円と数時間を費やすのは決して損にはならないと思います。

さて、一冊目は、プリンス・ハルこと、出口治明氏(ライフネット生命社長)の「生命保険はだれのものか」です。長く日本生命に勤め、生命保険商品と業界を知り尽くした氏による、分かりやすい生命保険の入門書です。そしてもう一冊は、岩瀬大輔氏(ライフネット生命副社長)による、「生命保険のカラクリ」です。生保の素人だった岩瀬氏が、会社を立ち上げていく中で学んだことをまとめた本です。

どちらが、オススメって? うーむ、優劣つけがたいのだけど、「生命保険はだれのものか」かなぁ。もっともこれは、本の優劣というよりも、わたし個人が出口社長に憧憬の念を抱いているから、ということをここに告白しなくてはなりません。。(どちらも良い本なのでフィーリングや鉛筆転がしで決めてもよろしいかと)

 

諦めたことをストックしておく

先日、友人とコーヒーを飲みながら雑談していたら、最近興味のあることについての話になった。そこで、一つの発見があった。それは、「過去の縁や機会は時を越えてやってくる」ということだ。

ぼくが最近興味を持っていること、帆船模型や、コンピュータグラフィックス、コンピューターミュージック、世界の創造・構築、科学哲学、歴史、物語などは、ほとんどは主に中学~高校にかけて興味を持っていたり、やりたかったこと、あるいはちょこっとだけかじったことのあることだったとふと気づいた。それは友人も同じで、習字や茶道など、子供の頃に縁があったり、やろうと思えばやる機会があったものが多かったようだ。

ぼくのStrengthsのひとつに「学習欲」があるのだけれども、これは、新しいことを次々と学ぶことそれ自体を求める傾向のあるという特性だ(逆に言うと、必ずしもその結果・成果を求めない傾向があるということだ)。好奇心旺盛なのは長所かもしれないが、もちろん短所にもなりうる。時間やお金など様々な制約があるなかで、次から次へと興味を持ったとしても、全てを出来るわけではないし、飽きっぽく長続きしないだけでおわるという可能性もある。器用貧乏と言う言葉があるが、守備範囲が広いことは価値があるとは思うが、深く極める楽しさ(と苦しみ)が味わえないのは損なのかもしれない。

さて、ところで「やらないことをきめる」ことの重要性というのは、昔からよくいわれていることです。この某ブログ(というかメルマガ)でも述べられているように、成果を上げるためにはトレードオフを意識して、成果を上げるための時間やエネルギーを作り出さなければいけません。

けれどです。その諦めたことも、将来やる機会があるかもしれません。特に、大前研一氏が述べるように、将来定年退職等でリタイアしたあとには膨大な時間が残されています。

機会というのはいつ巡ってくるか分かりません。また、自分が興味を感じたことには必ず何かしらの意味があるはずです。だから、ぼくが興味を持ったことのなかで、やらないと決めたこと、あきらめたこと、捨てると決めたことを、ここに書き残しておこうと思う。

いつか、またやる機会、やるべき時、やれる時が巡ってくるかもしれないから。

 

ぼくが人生を最高に楽しめるわけ

ぼくの人生のテーマは、

おもしろおかしく働くを楽しみながら

好き勝手に生きること。

 

そして、それを継続するために、

好き勝手に生き続けるためにこそ、

友人、お客様、同僚、あるいは社会に対し、

出来るだけの価値提供を行わなくては

いけないんだ。

 

ファイナンシャルリテラシー、はじめのゼロ歩~まずは目的をハッキリさせよう

社会人になる直前、あるいは実際に会社で働くようになってから、少なからぬ人が会計、財務、経営分析など、呼び方は異なれど企業を財務諸表の数字で捕らえることができるようになりたいと思うようです。実際、書店には多くの会計、財務、ファイナンス、決算書、財務諸表という言葉の入った書籍が並んでいます。

しかし、なにかを学びたいということは、多くの場合、分からないからこそ学びたいと思うわけですが、よく分からないものを学ぶことほど、難しく、辛く、非効率で、かつ無謀なことはありません。

そこで、教養としての財務と会計と銘打って、ザイム(あるいは会計、ファイナンス、まぁ呼び方はなんでもいいです)を学ぶはじめのゼロ歩目に知っておくべきこと、考えておくべきことについて書いてみようと思います。(もちろん、異論反論はあるでしょうが)

 

さて、いわゆるザイム(その定義はとりあえずおいておきます)ですが、その範囲は広大です。それはもうまるでネットの海のよう。。。優れた書籍、学ぶべき書籍はたくさんありますが、膨大故に、なにを、あるいは何から読めばいいのか、わかりにくいのではないでしょうか。

そのため、学びを始める前に、自分が学びたいこと、学ぶ対象をはっきりさせる必要があります。それは同時に学ばないことを明らかにすることでもあります。そして、もちろん学ぶ対象をしぼるためには、その学びの目的をはっきりさせる必要があります。

なぜ自分は、ザイムを学ぼうとしているのでしょうか?

そうした目標を明確にしないまま、あるいは学ぶものを理解しないまま、とりあえず、で始めることは非常に非効率です。

みなさんがザイムを学びたい、ファイナンシャルリテラシーを高めたいという目的はなんでしょうか。ちょっと考えてみて下さい。なぜなら、それが異なればおのずと、学ぶべきこと、役立つ本は変わってくるのですから。

  • 日経新聞に出てくる言葉が理解できるようになりたい
  • B/SとかP/LとかC/Sとか、とりあえず何が書いてあるのか知りたい
  • 株式投資をしたいので、ファイナンスの知識が欲しい
  • 会計士になりたい
  • 証券アナリストになりたいんです
  • 取引先の与信調査をしなくっちゃならない
  • 財務数値を使って、自社の利益を改善したい
  • 粉飾決算を見抜きたい
  • バフェットに克つ
  • 会計数値の変化から、その企業で何が起こっているのかを見抜きたい

どうでしょうか。えっ、そもそも自分が学びたいって思う理由もよくわからん? まあそういう人もいるでしょうねw 次回か次々回には、ザイムの定義とその全体像を示してみたいと思います。そうすれば、この分野を学びたいという気になるものが、すこしは明らかになるのではないでしょうか?

 

2つの世界をつなぐ技術Sixth Sense technology

すごい、すごい、マジこれ超スゴイ、これヤヴァイ、絶対見た方がいい。

なんでこんなに興奮してるかっていうと、MITのPranav Mistry(プラナフ・ミストリー)によるTEDでのプレゼンを見たんですよ。

いつでもどこでも、実物世界と電脳世界が有機的につながり、連携する。

技術は所詮技術なわけで、それに興奮することってあまりないのだけれども、これには興奮した。

いや、マジでスゴイって。

ユビキタスって実現されているって思ってたけど、まだまだ全然だ。

これからコンピュータのあり方は、大きく変わってきそう。

やっぱりこの世の中に(そしてMITには)天才っているんだな、って思った。

とにかく絶対これ見なきゃダメ!

 

アイディアよりもエクスキューション ~すんげぇヤツの特徴

天才とは、99パーセントの努力と1パーセントの閃きである
(トーマス・アルバ・エジソン)

この言葉を知っている人は少なくないだろうが、この言葉の価値を理解し、自分の行動に反映させている人は少ないのではないだろうか?

しかし、ぼくの周りにいるすんげぇヤツを見回すと、みんなアクションが早い(もちろん例外はいる)。

実際のところビジネスにおいても、アカデミックの世界においても、いかにすごいアイディアをひらめいても、それを結果・成果につなげなければ意味がない。その意味で、アイディアよりも、そのアイディア実現に向けて汗を書くことの方が価値があるのは自明だろう。

英語にエクスキューション(execution)という言葉がある。この言葉こそ、アイディアを実現させるために汗をかくことを意味する言葉である。日本語の実行、遂行、達成といった意味を内包した言葉になる。単に実行するという意味ではなく、結果を出す、ケリをつけるという意味が含まれています。(ちなみに、判決の執行、処刑執行という意味も持つ。)

このエクスキューション志向ともいうべき行動特性が、すんげぇヤツの特徴のひとつだと思ってます。

例えば何か本を読んだとき。普通の人は、「へー、なるほど」と思ったり「そんなの知ってるよ」と思ったりするだけです。しかし、すんげぇヤツはそこから何かを自分の行動に取り込みます。そして、すぐにそれを実行する、つまり自分の行動を変えてみたり、その学んだツールやフレームを実際に使ってみるのです。

あるいは何か目標を立てたとき。多くの人が新年をきっかけになにか目標を立てたかと思いますが、すんげぇヤツらは早速なにかにとりかかる。でも普通の人はまあ、正月休みが明けてから、とか来週からと先のばしをしてしまうのものです。そう、すんげぇヤツらは、あんまり先延ばしをしないのです。

エクスキューション。

これを心がけて行動するかしないかで、自分の価値は大きく変わるはずだと思います。

 

(蛇足)
なんでこんなことを書いたかというと、ある友人に変化を感じたから。もともとアクションが早いヤツなのだが、年明けからそれが加速していて、それがブログなどにも現れていて、むむ!っと思ったのです。

 

(追記)
このエクスキューション、会社でのあらゆる行動の根本に据えると、仕事が結構うまくいくようになる。例えば、コミュニケーション。周りとのコミュニケーションを取る(あるいは良好に保つ)というのは、なにも無駄話をして仲良くなれというわけじゃない。何かを伝えるだけではなくて、伝えて、分からせて、行動させる、そこまでやって初めて「コミュニケーション」なわけです。言ってもアイツはやらない、と嘆くリーダーは多々いますが、それはあなたのコミュニケーションが不完全だからです。コミュニケーションとは結果を出すこと、と自分に言い聞かせましょう。

 

※文中の「execution」の綴りが違うとコメントでたおるまんさんに指摘いただきました。ありがとうございます、訂正しました(はずかし〜^^;)。実行ファイル形式の拡張子EXEはここから来てるんですよね〜、多分。 [2011/3/8]

「会社」とは何か?を知るための2つの視点

「会社」ってなんだろう、意識し、疑問の思うのは、多くの場合就職活動を始めることではないだろうか。もちろん、人によってはもっと早いケースもあれば、働き始めても、まったく気にしないケースもあるでしょう。

大学生が「会社」というものに興味を持った場合、「経営学」なんてクラスをとる人もいるだろうけど、多くの場合経営学を学んでも会社とは何かはさっぱり分からないのではないか。だって、大学の経営学ってさ、いきなりテイラーの労務管理とか、そういう話が出てきちゃうじゃん?(実体験)

個人的には、「会社」とは何かを知るためにもっともよいクラスは「財務会計論」「企業法」だと思っています。

つまり、会社というものを理論の側面から論じる視点と、お金の流れから論じる財務会計の視点の2つの視点から把握することが、もっともよく会社というものを理解できる気がします。

もっとも、企業法のクラスでいきなり会社法の条文を暗記させられたり、財務会計のクラスで貸方借方だの減価償却がどうのとか簿記のことをやられると、まずもって理解不能に陥るでしょうけど。。。それは、もうどんなセンセイが教えるかという運の問題ですな。

世の大学で、企業の仕組み(構造)とお金の流れ、この二つをしっかり教えることが出来れば、世の「会社は誰のものか」論争や「社会起業家って・・・」論争なんてなくなる気がするんですけどねぇ。

(ちゃまさまがケイモーするしかないっすかねぇ◎)

 

感謝を表現する

ぼくは性格が悪いし、友達もほとんどいないし、比較的他人に興味がない。けれども、出会いに恵まれ、素敵な人々とのつきあいをもたせてもらっている。つきあいのある人の中には、それなりに有名な人(失格社長とか、宇宙人とか、ベンチャー経営者とか)もいれば、所謂有名人ではないけれど彼らと同等に輝いている人もいます。

自分にはもったいないなぁ、ありがたいなぁ、と思っているわけですが、そういう気持ちは自分の中で大切にしていればいいんじゃないかな、と思っていました。

けれど、ブログをやってみて思いました。ひとへの感謝は、やっぱり表現しようって。

ブログへの反応ってやっぱり嬉しいんですよね。それは、単なるアクセス数であったり、TBであったり、もっと具体的なコメントやフィードバックだったりするわけですが、自分の発信したことに対して反応があるっていうのは、内容うんぬんよりも単純にあることそれ自体が嬉しい。逆に、反応がないっていうのは、なんだがしょんぼりなわけです。

だから、所属しているコミュニティのMLにはなるだけ反応しようと思うし、面白いブログ記事なんかんはコメントやTBなんかをしようかなって。

千里の道も一歩から。

先ず隗より始めよ。

世界を変える前に、社会への価値提供を考える前に、まずは自分の半径5M以内のことから、自分の出来ることを始めてみよう。

Think globally, act locally.

 

グッバイ2009

今年一年お世話になりました。また来年もよろしくお願いします。

右のカテゴリー欄が増えていることに気づいている人もいるかも知れませんが、来年は色々新しいジャンルのネタでも書こうと思ってます。

皆さんよいお年を。

ではまた。

ダイエットと権限委譲だとか

ダイエットをしよう
プールに通おう
英語を勉強しよう

こんな目標を立てた経験がある人は多いと思いますが、なかなか続けるのは難しいのではないでしょうか。具体的に達成目標を立てたとしても、それを達成するまで出来なかったこともあるのではないでしょうか。人間だもの、しょうがないよね。

実はコレ、会社組織内でも同じようなことがおこっている。企業において、だいたいみんな「しなくてはならない」ことっていうのは理解しているものだと思う。そして、色々と試みているのだと思います。しかし、それが長続きしないのが現実ではないでしょうか。

例えば、人材育成の観点から見れば、ある程度の人材には、なるだけ権限委譲を行って、エンパワーメントを進めた方が、成長を促進できるケースは多い。部門、あるいはチームに、自分たちで目標を立てさせ、自律的に動くことが出来るようになることを期待する。

しかしである。実際にエンパワーメントをしてみても、エンパワーメントした本人(社長や部長など、組織の規模によっても様々だろうけど)からすると、どうも頼りないし、危なっかしい。その結果、手や口を出したり、委譲した権限を取り戻してしまう。

そうなると、エンパワーメントされた側も「なんだよ、結局社長は口ばっかりで、最終的には全部ひっくり返しちゃうじゃないか」などと、腐ることになる。

なんだかんだいって、全部自分でやらないと気がすまないんだ、と社長や部長なんかを非難するのは簡単だけども、ビジネスだもの、そのプロジェクトの進捗いかんで会社の業績が左右されるかもしれないのだから、介入してくるのは当然とも言える。

ダイエットも、権限委譲、あるいは組織変革も続けるのは大変なのだ。じゃあ、そんなときどうすればいいのか。そのヒントは「ファシリテーター」である。

ファシリテーターときくと、会議の円滑な進行役というイメージを思い浮かべるかも知れないが、それはファシリテーターの仕事のひとつに過ぎない。実際のファシリテーターの役割は、プロセスをデザインして、みんなの意識をまとめあげて、成果をあげることを支援することだ。つまり、プロジェクトマネージャーの役割に近い。

先ほどのエンパワーメントの話に戻すと、権限委譲する側とされる側の間に、ファシリテーターを置いてみる。たとえば、担当部長だとか、副部長だとかにその役目をお願いしてみる。(これは明示的にお願いする場合もあれば、そのような役割を果たしてもらえるようにこっそり裏からあやつる方法がある。)

そして、彼らにプロジェクトのファシリテート、すなわちプロセスのコントロールを支援してもらう。つまり、優先して取り組むべきものはこれでいいのか、向かうべき方向、スピードはこれでいいのか、そんなところを客観的にみてもらいフィードバックをしてもらう。また、エンパワーメントした社長や部長がしびれを切らさないように、進捗状況を随時共有する。こんなことが必要なんじゃないだろうか。

周りのリソース(上司、同僚)をうまーく使うのも能力のうちですよ、と。

 

え、そんなファシリテーター役はいないって? だったら、自分がその役目をこなすしかないですよね。エンパワーメントする側がファシリテーターだったり、コーチであれば最高だけども、実際はそれって難しい。(直接の利害関係者には、アラがすぐに目についてしまうものなのだ。)それなら、エンパワーメントされる側(つまり自分自身)が、プロセスコントローラーとして、チームに貢献して、チームの成果を高めて、上長の期待に応えるしかない。つまり、それってリーダーシップを発揮しろってことですよ。

ファイナンシャルリテラシーってさ

ここ最近は、世界同時不況・同時株安のせいで、一般人(ってなんだ?)が金融商品にあまり手を出さなくなったせいか、「フィナンシャルリテラシー」って言葉を聞かなくなったけど、コレって要は次の二つの事柄に集約出来る気がするんですよ。

  • お金を銀行に預ければ利子が付く、借りれば利子がとれられる
  • ものを買うときはお金を払う、ものを売ればお金がもらえる

ファイナンスとか言っちゃって、なんかムズカシそうな印象を与えてる人いるけど、上記のような小学生でも知ってる事柄で(だいたい)全部説明できちゃいますから!

と、思った。来年はこのネタでシリーズ記事を書いてみようかな、と。

 

あと、もう一つ考えているのは、「会計学者のインチキ株式投資指南ぶった切り」ってヤツ。

 

そんな壮大なエントリーを書く必要はない

ブログ記事。

これ書くの苦手なんですよね。だって、色々書きたいことはあるけれど、なんか頭の中ごちゃごちゃしてるのをエントリーにまとめるのって、大変じゃないですか。

このブログを以前から見てくれる人なら、ちょっと前まで、どれだけ更新が滞っていたか知ってると思うけど、やっぱ更新ってぼくにとっては敷居高いんですよ。

ただそれって、一発でなんか完成度高い記事書かないとっていう変なプレッシャーみたいなものを自分にかけてたからで、ネタを小分けにして、すこーしずつ書けば、いいんじゃないなぁと。そうなんだよね、そんな壮大なエントリーを書く必要はないのかも、と。

おれってついつい思考が壮大になってしまうんだよね。。。だから、表現力がそれに追いつかない。脳内ワールドが先走りすぎちゃうってことか(笑

ってことで、ちょっとずつでも、なるべくこまめに更新するように続けていこうと思う。きっと、そうやって続けていれば、長いものも、少しずつかけるようになってくると思うんだよね。

うーんでも、読み手からしてみたら、なんかチラって書いてあって「続く」とかってものよりも、長文でまとまりのあるものの方が読み応えあるのかなぁ。。。

理想なくしてイノベーションは生まれない

イノベーション。

マクロで見れば資本主義経済の成長ドライバーであり、ミクロで見れば企業が競争を制する、あるいは変革を遂げる切り札であり、ビジネスパーソンであれば誰しも成し遂げたいと切望するものでしょう。今日のような低成長の経済環境下においては、「イノベーション」という言葉が魅力的に響くようで、さまざまなメディアで見聞きするようになります。

しかし、実際にはイノベーション起こることは稀です。それは当たり前の話で、イノベーションとは、一見不可能に見えるものをブレイクスルーした結果、生まれるものだからです。そもそも不可能とも思える難問に挑戦する人がそもそも少ないし、その難問を乗り越えられる人はほんの一握りでしょう。

特に、現在のような経済が停滞している中では、人々(そしてその人間の集まりである企業)は、守りに入ってしまう傾向があるようで、チャレンジがよけいに少なくなる気がします。(経済が停滞しているからチャレンジが減るのか、チャレンジが減るから経済が停滞するのか、どちらなのかは分かりませんが・・・)

では、イノベーションを成し遂げるためには何が必要なんだろう。イノベーションに関しては、経営学の世界で数多くの研究がなされていますが、少なくとも、理想が必要なことは間違いないと思います。

 

皆さんは何か目標を立てるとき、どのように立てているでしょうか?

目標のたて方には2つのアプローチがあります。ひとつは積み上げ型。例えば、次のような考え方です。今日できることはコレコレだから、一ヶ月で出来ることは、これくらいだろう。ってことは、一年間に出来ることは、その12倍のこれくらいかな。

これは一見現実的な目標の立て方に見えますが、このような目標の立て方では、イノベーションはむずかしい。なぜなら、そこにはブレイクスルーの必要性がないからです。

では、もうひとつの目標の立て方、それはまずはじめに理想を考えることです。現実はひとまず横においておいて、理想の数字、理想の姿を想像します。もちろん、一見それは実現不可能なものでしょう。しかし、そこには実現するための阻害要因が存在するはずです。ここでなぜ実現不可能なのかを考え、その阻害要因をどうやったら取り除けるを考える。

その理想が高ければ高いほど、実現不可能であればあるほど、それをブレイクスルーしたとき、すばらしいイノベーションになるわけです、つまり、高い理想を求めるからこそイノベーションが生まれるのではないでしょうか。

 

 

しかし、理想を考える時に気をつけなくてはならないことがあります。それは、理想が夢想にならないようにすることです。では、(たとえ一見不可能に見えたとしても)ブレイクスルー可能な理想と、実現不可能な夢想を分かつものはなんでしょうか。

それは、しっかり頭を使っているか、目標達成のための方法を考え抜いているかということではないでしょうか?

例えばです。海王星に行く、という目標を立てたとします(10兆円の売り上げ達成でも、貧困の撲滅でもいいです)。この時、じゃあとりあえずとか言って、いきなりジャンプしてみたり、ロケットに乗って出発してみたりするようでは、その目標は夢想でしかありません。このようなアプローチでは、目標はおそらく達成不可能でしょう。

そうではなく、現実に今できること、やっていること、分かっていることをしっかりと踏まえて、その上で理想を現実化するためには何が阻害要因になっているか、どうすればその阻害要因を取り除けるのかを考える。このような、理想に対する(知的な)しつこさの有無が、理想と夢想を分かつのではないでしょうか?

もちろん、どんなに考え抜いても行動が伴わなければ、無意味・無価値ですから、走りながら考えることは非常に重要です。

どうありたいのか、どうしたいのかという理想・ビジョンをまず考える。そして、どうしたらそれが実現できるのか、それを考え抜き、実際にやってみて、さらに考えるを繰り返す。このようにして初めて、イノベーションは生まれるのではないでしょうか。アイディアはトイレで生まれるなんていいますが、なにもしない、ないも考えていないのにいきなりすごいアイディアが生まれるなんて、まずないですから!

 

以前、一橋大学の米倉誠一郎さんが言っていたことが強く印象に残っている。学校教育をどうするかについて、学ぶ量を増やすか減らすかを議論するんじゃなくて、今の100倍を半分の時間で身につけるためにどうするかを考える必要がある、とこんなようなことを言っていました。これが実現できたらイノベーションですよね!

はたらくを楽しむためには仕事の思想がやっぱり大切だと思う100の理由

「仕事の思想」という本がある。

田坂広志さんが、「なぜ、我々は働くのか」というテーマを、思想、成長、目標、顧客、共感、格闘、地位、友人、仲間、未来という10のキーワードを通じて語る本です。この本を読んだのは大学生の時ですが、社会人になって数年たった今読むと、(当時とはまた違った)様々な気づきがあります。

以前、「僕が最高に仕事を楽しめる理由」というメルマガを紹介しましたが、ぼくは仕事に主体的に向き合い、はたらくことを楽しむためには、仕事観やキャリア観をしっかり持つことが必要不可欠だと思っています。

しかしです。現代は、その仕事観やキャリア観が持ちにくい時代なのかもしれません。

ここ10年ほどで、経済状況はめまぐるしく変わりました。景気動向は、新卒採用にダイレクトに反映しますから、今の20代~30代は就職氷河期から売り手優位の時代、そして今日の採用絞り込みといううねりを自分の体験、あるいは先輩・後輩、兄弟姉妹の喜怒哀楽として目にしてきたと思います。

そんな乱気流の時代を目にしてきた20~30代は、安定したキャリア、安定した生活というものは存在しないのではないかという不安をうっすら感じている世代なのかもしれません。

経済がこれから先安定的に成長する見込みがない。日本国の財政も悪化する一方で、年金もそのうち破綻するんじゃないか。老人たちが支配する国のなかで、自分たちは搾取される立場だ。多くの若い人の中には、外部環境たる社会に対して、そんなイメージを持っている人もいると思います。

頑張れば報われるというイメージが持てない中で、そもそも終身雇用を期待していないし、何のために働くのかという問いに、答えを見いだせない人も多いのではないでしょうか。また、そもそも働くことに対して大した意味を見いだせない人もいると思います。

乱気流の時代、先の見えない時代においては、外部環境に身を任せるわけにはいかない。自分で進むべき方向を決めるためには、自分自身の仕事の思想が大切だと思うんだよね。この本は、自分だけの仕事の思想を考えるときの一助になると思う。

それでは、今週も働くを楽しんでいきましょう! 今年も残りあとわずか、悔い残さないよう最後まで全力で走りきろう。(風邪には気をつけてね)

(あれ、どのへんが100の理由なの? てへv)

 

Pathfinder'sセレクト「宇宙創成(サイモン・シン)」

宇宙はいつから存在するのか?

世界はどのように誕生したのか?

多くの神話、多くの宗教が世界の始まりに触れている。時間が不可逆である限り永遠の謎とも言えるこの問いに、現在、科学はある解答を与えている。

ビックバン。

今日、まるで常識であるかのように一般に信じられているこの概念の裏には、数多くの科学者の苦闘と挑戦、そして栄光と挫折があった。

 

星の正体。

夜空を見上げると、そこには満天の星がある。私たちは、それが燃えさかる巨大な球体、恒星であることを知っている。

天動説と地動説。

私たちは、そのどちらが正しいのか知っている。

アンドロメダ星雲。

ちょっと調べれば、それが地球から230万光年離れた銀河であることが分かる。

 

だが、科学者はどのようにそれを知ったのだろう。人類の宇宙に対する理解は古代にさかのぼる。ギリシア時代にはすでに、地球と太陽の距離が計測されていたと言ったら、驚くのではないか。人類の宇宙への探求は実ははるか古代から始まっていた。その遙か昔から、多くの有名無名の天才たちが探求を続けてきた。そして現在も、、、ビックバンモデルはあくまでも、宇宙創成の有力モデルであって、唯一絶対の解答ではない。

ガリレオ、コペルニクス、ケプラー、アインシュタイン、ハッブル、ホーキンス。彼らの名前は知っていても、その業績、そして彼ら自身については、どれだけ知っているだろう? この本は、古代から20世紀末の大発見であるビックバンモデルにいたる宇宙創成論の発展にまつわる数多くの人間ドラマの物語である。

サイモン・シンの本にはハズレがない。

本書の著者のサイモン・シンは、「フェルマーの最終定理」「暗号解読」につづいて、興味深くそして奥の深い科学についての話題を、そこにからむ人間たちのドラマを軸に、読者にわかりやすく、そしてなによりも非常にエキサイティングに語ることに成功している。ページを開けば、この「物語」に引き込まれること間違いなしである。「ビックバン」って言葉くらいは知ってるけど、、、という人のためにこの本は書かれている。

 

今回は、「Pathfinder'sセレクト」(またの名を「らすちー文庫」)と銘打って、我が家の本棚の中にある至高の一冊を紹介しました。この本、ホント超オススメ! (次回は何を紹介しようかなぁ~)

 

組織としての共通認識構築とリーダーシップ~経営パワーの危機

いま、多くの企業がビジョンや理念を組織に浸透させようと取り組みを始めている。グローバル化やダイバーシティ、そして組織のメンバーの価値観の多様化は、組織としての共通認識を持ちにくくしているのかもしれない。

共通認識、ビジョン、理念、クレド、バリュー。

J&Jやリッツなどのすばらしい成功事例を取り扱った書籍は本屋に溢れている。また、社内のコミュニケーションを図るさまざまな手法も、コンサルティング会社によって開発されている。

しかしである。

社内のコミュニケーションを活性化させて、シェアード・ビジョン(バリューでもなんでもいい)を作り上げましょうという、動きに対して、少々ひっかかるものがる、というのが正直なところだ。

ミドルからの変革、ミドルアップダウン、個々人が組織のビジョン形成に貢献する。そういった考えはもっともだし、その前提となっている多様性や組織と個人の関係の変化、組織の境界のあいまい化などにも賛同できる。だが、そこから透けて見えてくるのは、リーダーシップを失ったトップの姿である。

「かつてのようなリーダーシップは機能しない」
「サーバントリーダーの時代だ」
「連帯から生まれるリーダーシップが求められている」

このような、リーダーシップを失ったトップを慰める言葉は溢れている。このような、リーダーシップの放棄を正当化する言葉が溢れている。しかし、本当にそうだろうか。多様性なんて言ったら、アメリカはずうっっっっっと前からダイバーシティマネジメントに溢れていた。

失われた10年と言われ、失われた15年と言われ、そして衰退国家とささやかれ始めた日本。その現実の前にはどのような言い訳も通用しないのではないだろうか。(そもそも言い訳がいいわけないのがトップでしょ?)

組織の問題の原因は最終的には、トップに帰する。あらゆる成熟企業は(そして成熟社会も)、スピードの欠如、新陳代謝の低下、官僚化、部門間の閉塞性などの病理に見舞われる。その結果、多くの企業は衰退し、新興企業がそれに取って代わる。

変革は容易ではないし、変革を行える人間は稀である。GEを変えたウェルチ、IBMを建て直したガースナー。そのような人間は稀だからこそ、変革リーダーによる変革はメシア待望論として退けられる。

しかし、変革は容易なことではなく、変革を行える人間は稀なのだ。そして、変わらないければ、神々の黄昏よろしく組織は消え去るしかない。(巨大企業であれば、その資産を食い潰すまでは生き永られるが。。)

多様性からの連帯。
これを生むのは、トップの力量しだい。

三枝匡が「経営パワーの危機」の中で、日本企業の経営者人材の枯渇、トップのリーダーシップの欠如に警鐘を鳴らして15年以上がたつ。しかし、多くの日本企業の多くは、未だ、その課題を克服できていない。

 

バブル崩壊は偽者を排除する社会の生理現象かも

環境の変化は、フェイクを排除する。

たとえば、ぼくが従事していた人事コンサルとか人材育成業界のハナシ。

サブプライムショックで、一種バブルともいえる情況が一変した。

人材教育予算が削られたため、カタカナのキャッチーなタイトルで売っていた

サービスなんてみーんな消え去るだろう。

それでも実際、こんな中で売り上げが伸びている、あるいは減っていない会社もある。

 

ちなみに、いま売り上げを伸ばしている会社には2種類あると思う。

ひとつは、真に価値あるものを売っているところ。

もうひとつは、必要なものをやすーく売っていることろ。(ユニクロみたいなトコ)

(以上、脱線)

 

ウェブ上であらゆる情報が得られ、プロと素人の垣根が消え、

新しいものを生み出すことの優位性が消えてしまったようにも思える。

 

でも、これは大きな間違え。

 

プロとアマの垣根が消え、誰でも簡単にモノを作り、あるいは模倣できるようになったからこそ、

真のプロの技が栄えるようになるんだ。

逆に言えば、プロは過去の実績や肩書きじゃもう飯は食えないってこです。

プロとしての技が問われているわけです。

 

強みと弱み、そして欠点

自分自身を振り返ると、強みと弱みが見えてくると思います。

では、強みや弱みがわかったときどうするか。

ある人は強みを伸ばそうとし、

ある人は弱みを埋めようとする。

 

人間には多様な能力があり、少々の弱みであれば、

努力でそれを人並みにすることができる。

だが、多くの場合弱みの克服は、苦痛な作業となる。

そうして弱みをなくしたとして、その人にどれだけの価値があるだろう。

弱みをなくしても、平均的な、もっといえば平凡な人間が生まれるだけだ。

 

その時間と労力を強みを伸ばすことに使えば、

強みは他人の追随をゆるさないほどになるかもしれない。

また、強みを伸ばすことは、苦痛は少なく、楽しみを伴うことが多い。

そして、人に評価をされやすい。

 

自分は「××ができる」「××の専門家」というラベルを貼れば、

周りの人からもそのように認識され、その強みを使う機会を

与えてもらいやすくなるかもしれない。

そうすれば、ますますその強みを伸ばすことができる好循環が得られる。

 

実際、自分の周りのすんげぇヤツを見渡してみてほしい。

その多くの人には何かしらの欠点があるのではないか。

リーダーシップがあり、周りを巻き込んでいくのが上手い一方で、

時に独善的ともいえる考えをする人。

頭の回転が速く、アイディアマンだが、時に変な偏見を持っている人。

そんな例はないだろうか。

だが、彼らは弱みではなく、強みに集中しているからこそ、

すんげぇヤツなのではないだろうか。

 

では、弱みは無視してよいのか。

原則論を言えば、答えはYesだ。

 

だが、弱みが自分の欠点になっていないか注意する必要はある。

ここでいう欠点とはなにか。

それは、強みの発揮を阻害するものである。

もし強みの発揮を阻害するものがあれば、それは苦手なことであろうと、

真っ先に対処する必要があるだろう

 

成長戦略がないのは国だけでなく個人も同様じゃん?

前回のエントリーで民主党のビジョンの欠如、成長戦略の欠如について触れたが、これは政治の世界に限らず日本全体の問題なんじゃないかと思います。

トップダウンとなる日本国の成長戦略
ミドルアップダウンとなる企業の成長戦略
ボトムアップとなる個人の成長戦略

政治が悪い、な~んて言っても、それで問題は解決するわけがなくて、まずはやれることからやる必要がある。そこで、今回はボトムアップとなる個人の成長戦略について、考えてみたい。

個人の(といっても主に若手ビジネスパーソンを念頭に置いてます)成長戦略というとキャリア論の話にもなるのだが、成長戦略欠如の最大の問題点はロールモデルの欠如ではないでしょうか。

価値観の多様化やOJT/徒弟制の崩壊、乱気流の時代とも言われる大きく変化し続ける環境は、身の回りで目指すべき目標となるロールモデルを持つことを難しくしているように思います。(仕事なんてクソだ!って思ってる人は、そもそもロールモデルを欲しいとも、成長したいとも思ってないでしょうが。)

また、ロールモデルの欠如とも関連するけれど、めまぐるしく環境が変化する一方で、様々な情報が溢れている中で、何を学んだらいいのか、どんな能力を身につけたらいいのか、将来のために今何をしたらいいのかが分からないという問題があるのではないでしょうか。

本屋に行けば、ビジネス書が溢れるように並んでいる。ビジネス雑誌には次から次へとスキルが紹介される。ただ、どんなスキルもツールにしか過ぎない。使う力と使う場がなければ、どれだけたくさんのビジネススキルを学んでも単なるビジネススキル評論家にしかなれないのではないか。そもそも、ビジネス本や勉強法の本を読んで、仕事が出来る人/勉強が出来るようになった人って世の中にどれくらいいるのかな。

このように先の見えない一方で、広がる(とマスコミで報道されている)格差、一人歩きしている感のある「勝ち組負け組」という言葉は、成長への焦りと将来への不安を増大させている気がします。

むろん、今日の日本の状況は危機的状況なわけで、健全な危機感は必要だと思う。けれど、生き残りへの不安と焦りの中で成長の道筋が見いだせないというのは、キャリア形成の上でも、人生の上でもとても大切な「はたらくをたのしむ」ということを不可能にしてしまうと思うんだよね。

ただ、はっきりと認識しておかなければならないことは、日本という国はいまフロンティアにいるってこと。フロンティアには、先行者はいない。自分で道を切り拓いていかなければならない。キャリア形成でも同様で、人はそれぞれその人なりのユニークな人生を歩まざるをえない。他人の後に道はない。

じゃあ、ユニークなキャリアってどうすればいいのかって話だけど、まず始めに必要なことは、自分の強みを知る。これがスタートになるんじゃないでしょうか。そして、その強みを踏まえて、自分のこれまでの経験や興味、もちろん特技を掛け合わせて、自分だけの成長戦略を描いていくしかないんじゃないのかな。

 

  • いま自分はフロンティアに立っている(追いかける相手はいない)
  • キャリアはかけ算

この2つを念頭に置いて、悩み迷いながら人生を切り拓いていくしかない。それを後から振り返ったとき、成長したって思えるんじゃないかな。

Make your life extraordinary!

ビジョンなきところに正しい決断は生まれない

民主党には成長戦略がないと批判されている。もっとも自民党政権下においても、存在していなかったわけだから、日本国には成長戦略がないというのが実際のところだろう。とはいえ、民主党に成長戦略、とまでいかなくても、これからの日本のあるべき姿が提示できないのは大きな問題だ。

なぜなら、自民党政権への国民のNOの意思表示として誕生したのが民主党政権なのだから、具体的に今後のこの国をどうしていくかを提示しなくては、国民への背信となってしまう。友愛だのなんだの、抽象的なことを言ってあいまいにするのは、野党の間、あるいは選挙の間ならいいけれど、政権を取った以上はビジョンを示す義務があるはずだ。

先日終わった事業仕分けは、民主党政権発足後、目に見える結果を出した成果とよべるかもしれないが、よくよく考えると、ビジョンなくして行った判断は評価のしようがない。

Do or DoNotは、その判断の軸があって初めて意志決定が可能になるはずだ。しかし、この国の形をどうするのかのビジョンが示せないままに、このプロジェクト・企画は必要だ不必要だを判断したのが、今回の事業仕分けとやらではないだろうか。

(まあ、その判断の軸すら必要のない明らかに無駄なものをDoNotとするパフォーマンスっていうなら、成功したのかもしれないけれど。。。)

スパコンを始めとする科学技術関連の予算の削減は、色々とニュースになっていたけれど、これこそまさに、国家としてのビジョンによって左右されることだろう。日本が今後、科学技術立国として、国産技術を世界に広め、それでメシを食っていくというのなら、その目的達成のためにココのプロジェクトが有用かどうかを判断できるし、内需拡大を至上命題とするというのなら、その目的達成にそぐうそぐわないで判断すればいい。

何が必要で、何が不要なのかというのは、(もちろん中にはどう考えたって無駄無駄無駄ァァァ!ってのもあるにしろ)様々なステークホルダーがいる微妙な問題で、判断は難しい。だからこそ、考え方の軸が求められるはずなんだよね。

ま、政権とって3ヶ月くらいたつのに、副大臣が「経済運営における「第三の道」は何か。現在、深く考慮中。」な~んて言っちゃるんだもんなぁ。民主党のどこら辺に期待したらいいだろ。

3ヶ月(政権とる前から考えてたんだろうからもっとだろうけど)考えて、ノーアイディアなら、何年考えても良いアイディアは出てこないだろ。。。それより、トライアルアンドエラーの考えで、どんどん試行しながら政権運営したらどうでしょうか。なんだかんだ言って、日本にはまだ体力がある。ちょっと、失敗しちゃってもなんとかなるよ! せっかく長らく野党だった政党が政権とったんだから、ベンチャースピリット的なものをもって、将来の生き残り戦略を打ち出して、果敢に実行、、、なんてやっぱ理想論に過ぎないのかなぁ。

「バンビオレッテ」の検索結果、再び

10月末に取り上げた「バンビオレッテ」の検索結果ですが、

本日(2009年11月30日)現在、ぬわーんと本家を差し置いてトップ。

まあ、メルマガ「僕が最高に仕事を楽しめる理由」の発行サボるなってことですな。

(ブログの更新サボってるヤツがエラそーに・・・)

これから書こうかな、のネタ帖的メモ

キャリアを拓く知的腕力

まあ、元人材開発コンサルタントだったわけで、HRMという組織側、マネジメント側の視点ではなく、個人としてキャリアを切り拓いていくための考え方とかTipsみたいなものを書けたらなぁって。

仕事としては、完全に法人顧客に人材開発の企画、施策を売ってたわけだけですけど、やっぱり最終的には自律的な個人の取り組みなしには、なにも変わらないと思うんですよね。その点で、対個人アプローチの方が、重要なんじゃないかと最近は思っていたり。組織としての取り組み、個人の自律的な取り組みの両方が大切っちゃ大切なんだけどさっ。

 

経済ニュースを理解するための経済基礎

資本主義の世界に生きている以上、経済を分からねば喰われてしまう!(誰にだよ)とか、いやーこれからのこと考えると、マネー(orフィナンシャル)リテラシー向上が必要だよね、な~んて思っている人は多いと思います。

で、早速新聞読んだり、経済ニュース見たりしても、基本的なコンセプトや枠組みを理解していないと、単に流行のニュースを知っただけとか、新聞・ニュースの解説員の解説で分かった気になったりで、終わってしまうことって多い気がするんですよね。

ってことで、自分の頭でニュースを理解する、そのための基礎知識やフレームワークなんかを紹介できたら結構価値あるかなぁ、なんて思ってみたり。

経済学の難しい概念や数式なしに、世の中を理解するとっかかりを得るのが目的。まず始めに、金利の話なんてどうでしょうか? 名目金利と実質金利、ニュースで聞いたことはあっても、意味分かります?

 

ま、あんま、あれもこれもって言っても、どうせやらないので、まずはこの2つくらいから始めようかな、と◎(ご期待下さい)

「バンビオレッテ」の検索結果

 「晩日俺って」じゃなかた、「バンビオレッテ」とGoogleで検索すると、ぬわーんとこのサイトが2番目にくる。

おどろき、もものき、マーボー茄子。

 

banbigoogle.PNG

 

いや、だから何だとか怒られても困るんですけどね。

まあ、あれですよ。便乗ですよ、便乗。

バンビオレッテ人気にあやかって、このBlogのPVもアップするといいなぁ~。

 

さて、明日はついにバンビオレッテのパーティーです!!!

 

無限の可能性を生むたった一つの法則 - 世界が神秘的なのか、あるいは神秘の中に世界があるのか

 科学の法則。

西洋においては、科学は世界の成り立ち、神の御技を知るひとつの手段であった。

所謂、科学の法則はいくつあるのだろう。数学における定理とでもいうべき、すべての根本となる法則は、そんなに数多くはないだろう。もしかしたら、たった一つの法則に行きつくのかもしれない。

しかし、その法則にしたがってできているこの世界を見てみるがいい。

無限の多様性、無限の可能性。

たった一つの法則が、無限の多様性を生む。

これこそを神秘といわず、なんと言おう。

魔王(伊坂幸太郎) - 総選挙を迎える前にコレを読め!(1)

最近お気に入りの作家、伊坂幸太郎。

「死神の精度」、「重力ピエロ」、「陽気なギャングが地球を回す」、「グラスホッパー」と読みあさっている訳だが、知ったのは結構最近で、彼を知るきっかけになったのは、週刊少年サンデーで連載されていた、「魔王 JUVENILE REMIX」という作品だった。

この「魔王 JUVENILE REMIX」という漫画は、伊坂幸太郎の小説「魔王」(講談社文庫)を原作にリミックスしたマンガである。「グラスホッパー」を始め他の伊坂作品から登場事物を引っ張ってきており、思わずニヤニヤしてしまうシーンも多数あって、ちょーおもしろいのだ! このマンガ、つい先日完結を迎え、コミックスの最終刊(10巻)が発売されたばかり。ちなみに、グラスホッパーの主人公のひとり、蝉も登場するんだけど、これがまたかっこいいのだ。

原作小説と漫画、ストーリーとか色々かな~り異なるのだけれど、そのどちらでも問題提起されているのは、社会の雰囲気に流されていないか、本当に自分自身の頭で考え選択しているのか、ということだ。

小説の冒頭の情景は、「衆議院解散! 衆参同時選挙へ」「失業率史上最悪を更新」「与党支持率低下」と、あれ?それって今のことですか??と錯覚してしまう。

今の状況はこの魔王にかかれているものとよく似ている。与党自民党への失望と幻滅。そして、その失望や不景気への不安・不満が、自民党への反発となり、さらにその反動として民主党への支持になっている。

次回の総選挙では、民主党が政権を取るのが確実と言われている。が、国民は何を根拠に民主党を支持しているのだろう。あるいは、なぜ民主党に投票するのだろう。それは、少し前の東京都議会選挙にも同じことが言える。

民主党の主張に、民主党の描く日本の将来像に、みんな共感したんだろうか? 
単に、アンチ自民の雰囲気に飲まれ、何も考えずに民主を支持しているのではないだろうか?

はてさて、選挙まであと数日、我々の選択の時はもうすぐだ。魔王の中で、主人公の安藤はこう叫ぶ。

ムードに流されるな! 洪水に流されるな!!

この小説の中では、憲法改正が議論され国民投票にかけられる。作者はあとがきで、この小説は特定の政治思想を語ったものではないと述べている。しかし、この本を読むと、民主主義の意味や限界を考えさせられる。魔王の中で若きカリスマ政治家である犬飼はこう言う。(この犬飼さん、小説とマンガではずいぶんと描写が異なっているのだ)

今までの政治家は、国民の意見や迷信、流行に奉仕してきた。真理に奉仕してきたのではない。政治家は、未来に奉仕すべきではないか。私は、国民に迎合するつもりはない。なぜなら、それでは未来は築けないからだ。

自民党も民主党も、民主主義の多数決の仕組みの中で議席を取り合っている。多くの支持を取り付けるためには、”国民の意見や迷信、流行に奉仕”せざるを得ない。つまり、どちらの主張も実は似たり寄ったりだし、どちらが政権を取ってもやることは結局変わらないのではないか?

どうばらまくか、誰に分配するかの大同小異。そこに、10年後、50年後の国の形は見据えられているのだろうか? 大局観なき打ち手、グランドデザインなき施策は、その場しのぎの駒打に過ぎない。問題解決の基本は、大きいところから小さいところへと考えを巡らしていくことだと思うんだけどなぁ。。。なんか、ちんまりした小手先の政策の議論ばっかりだよねぇ。

メッセージを削れ - Blogのお気楽執筆法メモ

こう、ものを書くのって苦手なんですよね。色々書きたいことがあっても、上手くまとめられなかったり、逆に話を上手にふくらませられなかったり。

けれど、結局ブログも論文やプレゼンペーパーと同じなんだなと気づいた。つまり、「如何にメッセージを削るか」がもっとも大切なことなんではないか、と。色々書きたいことがあるとしても、本を書く訳じゃないんだから、そんなに詰めこめるわけない。それよりも、その記事で何が言いたいのか、を一言でまとめてみるのが大切なんじゃないだろうか。

言いたいことはコレ、とひとつに絞り、あとはそれをサポートするアイディアを述べればいい。これってまさに、論文の書き方と一緒。

Blogに挑戦すること数回、いっつも続けられずやめてしまったわけですが(だから、ネット上のいたるところにマイブログの残骸が・・・、って消せよ!)、今度こそ続けられるのかしら?

ブログでも捨てる技術というか、Not To Doというか、そういうのって重要なんだねぇ。。

「メッセージを削れ」。この方法は果たして効果があるのか?! それは今後のBlogの更新頻度によって証明される。。(のかなぁ)

僕が最高に仕事を楽しめる理由

vinviolette(バンビオレッテ、と読む)の代表である澤田さんとは、ひょんなことから仲良くしてもらっていて、先日も館山までドライブ&魚ウマーをしに行った仲である。

そんな彼が最近メルマガを始めた。その名も「僕が最高に仕事を楽しめる理由」。深夜、哲也徹夜を厭わず働く彼を動かすものは何か、が分かるメルマガである。いや、もしかしたら分からないかもしれないケド。

内容はというとこんな感じ(2009/08/17現在)。

vol.01 ワークライフバランスは僕らにあてはまらない
vol.02 働く意味を考える時代?
vol.03 金は僕らを豊かにしない。
vol.04 強みを活かそう
vol.05 まずは関係性を高めよう
vol.06 出来ない言い訳を探さない人になろう。
vol.07 大きな組織では「好きなこと」をやれない?
vol.08 誰もが面白い仕事を手にするたった一つの近道

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仕事に対して、どう感じているかは人それぞれでしょう。仕事なんてクソだろ!って思いつつも、でも金稼がないと暮らせないからってことで仕方なく働いている人もいれば、仕事最高!って感じながら、ワーカホリックに働く人もいる。

ただ、どんなに仕事が好きだ、仕事は面白いって感じている人でも、つまらない仕事をやってない訳じゃないと思う。けれども、自分のキャリア観、仕事観をしっかり持っている人は、つまらない仕事にもまじめに取り組むことが出来る。つまらない仕事にも全力を尽くして早く片付けるからこそ、好きな仕事をやる余裕が出来る。その結果、仕事が面白くなる、というスパイラルがあるんじゃないでしょうか。

なにより、どうせ働くなら、嫌々よりも、楽しんで働ける方がいいよね。

このメルマガは、20代~30代のビジネスパーソンが日々の仕事を振り返ったり、これからの自分のキャリアを考えたりするときに参考になる内容だと思います。興味を持った方はぜひ購読してみては?

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現代に長期志向は成り立つのか

史上最高益!なんていう数年前の話が夢や幻だったみたいに最近はくら~いニュースが続いています。そんな中、多くの会社が巨大な赤字とそれに対するリストラなどの対策を発表しています。

そんなニュースに関連して、こんな話を耳にします。曰く、アメリカ企業は、株主の方ばかりみて経営を行っているのため短期志向で、すぐにリストラをする。あるいは、拝金主義で、企業の永続性や自分が去った後のことを軽視している、と。

もっとも、これは以前から言われていたことです。最近はさらに、こんな話が続くこともあります。

最近は、日本企業のアメリカ化が進んでいる。昔の経営者は苦しいときでも従業員をクビにせず、頑張ってきた。長期志向で人を大切にする、それが日本企業の強さの源泉だったのではないか。しかし、最近の経営者は短期の業績にとらわれて、すぐリストラなど安易な手段をとる。

最近の経営者はなっとらん、という主張です。下り坂の時代になると過去の栄光に目がいくのは人の性でしょうか。松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、立石一真などの戦後の日本復興の立役者ともいうべき名経営者の名前を最近よく雑誌などで目にします。
(まぁ、実際のところ、彼らの名前は経済が上り坂であれ下り坂であれ目にするのですが・・・)

 

さて、日本人だけでなく、アメリカ人の著名な経営学者もアメリカの経営者の近視眼を批判し、日本企業の長期視点を礼賛しています。しかし、長期志向は短期志向より優れた方策なのでしょうか。アメリカの経営者は株主が与える巨額の報酬に目がくらんだ結果、短期志向に走ったのでしょうか。この経済危機で短期志向になっている日本の経営者達の質は、かつてに比べ落ちてきているのでしょうか。

けれど、思うのです。

終身雇用、家族主義経営、長期志向経営、いや、それらに限らず、資本主義や民主主義などあらゆる制度やシステムなどは、普遍的なものでも絶対的な価値を持つものでもないのではないか、と。そのときの時代背景や状況に適応した結果生まれた偶然の産物に過ぎないのではないだろうか、と。もしそうであるとすれば、日本企業の長期志向は本当にかつての名経営者の優れた力の賜だったのだろうか。

日本が長期志向だったのは、経営者の志が高かった故ではなく、戦後のゼロからの出発という右肩上がりの安定成長という時代背景に支えられたものではないだろうか。アメリカという、追いかける相手、見本となる相手がいたからこそ、長い目で見れたのではないか。

逆に言えば、アメリカ企業が短期志向なのは、株主主義、拝金主義だからではなく、戦後世界で最も発展している故に、手本となるものがなにもないフロンティアに立つが故に、これから先の見通しを立てることが難しく、短期志向にならざるを得なかったという可能性はないだろうか?

そんなことを考えてしまいます。

そして今日、アメリカの巨大消費というポンプを原動力にした経済が機能しなくなった世界経済の中で、今後世界がどうなっていくのかは誰にも分かりません。また、世界第2位の経済大国である日本には、かつてとことなり、もはや手本となる国はありません。

日本企業が長期志向でいられなくなったのは、経営者の質の劣化でも日本企業のアメリカ化でもなく、環境の変化、長期志向が拠って立つところがなくなってしまった故なのかもしれません。

 

<追記という名の蛇足>

いうまでもないけれど、上述は主張の振り子を極端な方へ振った仮説です。ですから、補論、反論、異論など大歓迎です。(コメント・トラックバックあるいは右の「Contact」にあるメールフォームにて。)

今回の金融危機によって、今後世界がどうなるか分からなくなったと言うが、以前からずっと世界は乱気流の時代だった。1985年のプラザ合意に始まる急激な円高は、未曾有の出来事だったはずだ。けれども日本の輸出企業は、そんな環境下でも利益を出し、成長し続け、世界一のものづくり大国になった。それらの企業を率いた経営者達は、間違いなく不世出の名経営者であったと思います。本論では極端な主張をしたため、名前を出した人を含め戦後の日本を築いた名経営者達を評価しないような書き方をしてますけど、ぼくが豊かな国で生まれ育てたことに感謝していますし、尊敬の念をもっています。けど、現代だって、先の見えない中、必死になって道を切り開こうとしている経営者はたくさんいると思うんだ。

能力の新しいパラダイム [らすちのコンサルメモ(1)]

ぼくの専門領域は、戦略的な人材育成とコンタクトセンターのCS改善、それからWEBサイトのユーザビリティの向上だ。

まあ、なんだか節操のない感じだけど、コンサル会社で関わったプロジェクトという運と自分の興味が組み合わさった結果こうなったのだ。社会人を卒業したとはいえ、せっかく得た専門領域なので、自分の学びと考えのエッセンスをここに残しておこうと思う。将来、社会人に復帰したときに、またこの領域で仕事をするかもしれないしね。(するのかねぇ)

人材育成分野でホットなトピックは色々ある。学習する組織や人を育てる組織に関する議論や、グローバル人材やリーダーの育成、次世代の経営者人材の育成なんかも重要なトピックだ。

しかしまずはじめに、組織人事、特に人材育成について考える際の基本となる「能力」のとらえ方について、自分の中の整理も兼ねて徒然と書いてみようと思う。

企業の人材育成のための様々な施策の目的は、社員の能力開発にあるわけだが、そもそも「能力」とはいったいなんだろう。

従来の能力観(と、ここでは便宜的にいうことにします)では、能力とは知識や経験といった専門性の高さや思考能力の高さということになる。また、それらに加えやる気といった仕事への積極性やコミュニケーションスキルなどの協調性があげられるかもしれない。

ここでいう能力とは、つまるところ、特定のスキルセットやマインドセットを持っているかどうかということになる。

この従来型の能力観には「持っている能力=発揮されている能力=成果に結びついている能力」という前提があるわけだが、実際にはこの前提が必ずしも成り立っていないのが現実ではないだろうか。

頭がいいからといって高い成果をあげているとは限らないし、どんなに専門性が高かろうが、どんなに頭がキレようが、どんなにやる気があろうが、それが常に高い成果に結びついているとは一概には言えないだろう。

そこで改めて「会社が求める人材、会社に貢献できる人材とは」を考えるとき、能力に対する見方を転換する必要があるわけだ。

新しい能力観(と、ここでは便宜的[以下略])では、「能力」をスキルセットやマインドセットの有無ではなく、成果を生むためにそれらを「使える」かどうかという視点で捉えることが重要となる。成果を生むためにどのような能力を発揮したのか、その能力発揮の結果どのような成果を生み出したのかということに目を向ける必要がある。

言葉をかえれば、HaveではなくDoに目を向けるといえるかもしれない。

従来型の能力観
  • 知識・経験
  • 思考力
  • 積極性・協調性
を持っているか?
新しい能力観
  • 知識・経験が仕事で活用されているか
  • 思考力が実践に結びついているか
  • 積極性・協調性が成果につながる行動になっているか

能力のある人材とは、スキルのある人間ではなく、成果を生み出す人間であるというと、なんだそんなの当たり前のことではないかと、考える人が大半だと思います。

しかし重要なことは、実際にHRMにおける様々な施策を立案・実行する上で、このスキルと成果の間にあるものを踏まえているかどうかです。

次回は、このことについて書いてみたいと思います。

望楼守

ゲーテの「ファウスト」第2部の第5幕(最終幕)で望楼守リュンケウスは
ファウストの館の望楼で朗々と歌う。

Zum Sehen geboren
Zum Scauen bestellt
見るために生まれ
物見の役を仰せつけられ (高橋義孝訳)

20世紀を代表するThe Best & The Brightestのひとり、
故ピーター・ドラッカーはこの言葉を引用して
社会生態学者である自らをこの望楼守にたとえた。

社会生態学者は、変化してゆく社会の本質をつかみ、
まだ誰も気づいていない変化の兆しを見い出す者である。

彼によるとSocial Ecologist(社会生態学者)は、
社会を分析するのではなく、その在り様をただ観察するだけである。

部分をいくらあつめても全体にはなりえない。
だから、社会の一部分を切り取り分析するのではなく、
変化する社会を全体としてとらえるのだという。

分析は事象をフレームワークに沿って切り分け、不要なものを切り捨てる。
ある事象をふるいにかけ、相対的に大きいものを残し、小さいものを捨象する。

しかし、残ったものにその本質があるとは限らず、
捨て去ったものの中にこそその本質があるかもしれない。

まだ誰も知らない変化の兆しは、その時切り捨てられてしまう。
それゆえ、社会生態学者は、分析をするのではなく、観察をするのだろう。

Pathfinderとは、先の見えない時代において、
道なき道を自らの手で切り拓く者だ。

そのためには、Social Ecologistの眼で世界を見る必要がある。

Pathfinder

20世紀後半に起きたベルリンの壁崩壊、そしてソ連崩壊は、
人々に対立の時代の終わりと新たな世界秩序による平和を
もたらしたかにみえた。

しかし、中東での紛争やアフリカでの民族対立や虐殺といった悲劇を、
人類は20世紀のうちに終わらすことは出来なかった。

そして、新しい世紀、新しいミレニアムを迎えたばかりの2001年9月11日、
唯一のスーパーパワーとなったアメリカ合衆国の中枢をテロが襲った。

この出来事をはじめ、21世紀に入り約10年間の間に、ITバブルの崩壊、
エンロンやワールドコムといった巨大企業の倒産、金融工学の発達と
ヘッジファンドの台頭、そしてサブプライム問題とリーマン・ブラザース証券の
破綻をきっかけとした世界的な不況という様々な出来事を経験した。

21世紀は、これまでの常識が通用しない未知の世界だ。
何が起こるのか誰にも分からない。

そんな先の見えない時代において、お手本や答えはどこにもない。
道なき道を自らの手で切り拓いていかなくてはならない。

Pathfinderとは、そんな誰も正しい答えが分からない中で、
自分なりの世界観とファクトベースの分析、そして自らの直感によって
自分の進むべき道を見いだすことが出来る人間のことだ。

誕生日に考えたことについて語るときにぼくの語ること

少年易老学難成
一寸光陰不可軽
未覚池塘春草夢
階前梧葉已秋声

一寸の光陰、軽んずべからず。

時というものは非情なもので、どんなに泣きわめこうと決して待ってはくれない。
それは所与のものとしてこの世に存在するあらゆるものに平等に与えられたものであり、
どれだけ足掻こうとも「死」と同じで人の手ではどうすることも出来ない。

ぼくが生まれてから30年が経ち、歴史が新しいミレニアムに突入して既に8年が経過した。
21世紀のこれまでを振り返ると、多くの偉大な人達がこの世を去ったことを思い起こさせられる。

ルチアーノ・パヴァロッティ

クラシック界を代表するスーパースターもその一人だ。
そのパヴァロッティが亡くなった時、インド出身の著名な指揮者であるズービン・メータは
次のようなコメントを残した。

ルチアーノの魂と素晴らしい声にとっての
新しい人生が今日始まる。
この瞬間にも彼の声は全世界を魅了し、
テレビやラジオがその姿を伝える。
記憶は永久に消えない。

He was gone now, but he left the great legacy for us.

自分もいつか、同じように死ぬ時が来る。
いつかぼくがこの世を去る時、ひとを魅了したり感動させたりすることができる
自分のachivementやlegacyはあるんだろうか。
そんなことをふと考えた。

いや、でも変に気負う必要なんてない。

マザーテレサのように、生涯を他人のために捧げる必要なんてないし、
ナポレオンのように、世界を変革する英雄になる必要も無い。

自分は自分自身にしかなれないのだから、
あるがままの自分と一緒に、これからもずっとずっと歩んでいこうと思う。

良心や義務感にかられ、自分に嘘をつき無理をするのではなく、
あるがままの自分をしっかりと見つめ、受け入れたいと思う。

他人の賞賛や愛情で、自分自身の価値を計るのではなく、
自分自身が自分をどう思っているのかを大切にし、
自分が他人に何が出来るのか、何をしたいのかを考え続けたい。

他人との比較の中で生きたり、
他人の達成を羨み、それを凌ぎたいという誘惑に屈することなく歩み続けたい。
他人(ひと)は他人、自分は自分。
ぼくは自分の人生を歩みたい。

いつだって、Integrityをドライブにして情熱と挑戦を忘れずに生きていこうと思う。
そうすればきっと、"make my life extraordinary"(人生はすばらしいものになる)

 


ぼくは世界を変えたい。
貧困と絶望と悲しみに満ちた世界を変えたい。
世界中の人を幸せにしたい。

けれど自分は神ならざる身、人間なんだ。
一瞬ですべてを変えることは出来ない。
だから、ひとつひとつ自分が出来ることを大切にしたい。

もしも、そうして自分が関わった人の誰かひとりにでもポジティブな影響を残せたら、
それが短い人生でもいいものだよね。
それが、いつか世界を変える流れを作る一助になるって信じたい。

To tame the savageness of man and make gentle the life of this world.

 

 


時は非情なものだ。
過去はどうすることも出来ないし、
未来がどうなるかは誰にも分からない。

ぼくがこれまで歩んできた昨日たちは、たくさんの失敗と愚行に満ちている。
ぼくがこれから歩もうとする明日たちは、未知の脅威と危険でいっぱいだ。

でも、、、

昨日までの日々は、もうぼくの手に届かないところへ永久に過ぎ去ってしまった。
そして、ぼくは未知の明日を前に、どこにあるか分からない落とし穴におびえるのではなく
また到達していない、遥か彼方の目標を見上げたい。

過去はどうすることも出来ないし、
未来がどうなるかは誰にも分からない。

ぼくに出来ることはただ一つ。
今この瞬間に何をするか決断し、行動するだけ。

The Choice

その選択の積み重ねがこれからのぼくの人生をかたちづくる。

ライフネット生命保険株式会社 開業1周年!

5月18日、ライフネット生命保険株式会社は開業1周年を迎えた。
(ライフネット生命の皆さん、おめでとうございます!)

ところで、わたくし、ライフネット生命とは、(もしかしたら浅からぬ?)縁がある。
 


まず第1に、ライフネット生命が開業した当時、ぼくはこの会社の出資先のうち2社の株主であった。つまり、ルックスルーして考えると、ぼくはライフネット生命(とネットライフ企画)の出資者なのである。(えっへん!)
 
もっとも、ぼくの出資割合(?)は、計算上シックスシグマより小さくなるだろうけど。。。

 
 
第2に、まだライフネット生命が企画会社(当時の社名は「ネットライフ企画」)だった頃Focus Group Interviewに参加したことがある。つまり、今日のライフネット生命はぼくのアイディアに基づいている(かもしれない)のだ。
 
ライフネット生命の創業メンバーの1人である岩瀬さんのBlogは、彼がハーバード大学のビジネススクールにいる頃から愛読していたのだが、そこで新しい会社立ち上げるからブレストしようという記事を見たのがきっかけだった。
 
愛読しているBlogの主に会いたかったミーハーなぼくは、すかさず応募した。未来の日本経済を担うベンチャー企業の手助けをしたいという想いもあった。決して謝礼につられたわけではない。当時は生命保険と損害保険の違いすら知らなかったので、このFGIに参加するために(恥をかかないよう)、生保会社出身のM部長に生保とは何ぞやとネットで生保が売れる可能性などをレクチャーしてもらった。が、結局よく分からなかったので、世の中のおそらく大多数である"生保について何も知らない人"として参加すればいいやと開き直ることにした。
 
FGI当日、当時溜池山王にあったオフィスに行って、ちょっぴり驚いた。資本金の額(確か5千万円)からすると驚く程こぢんまりとしていたからだ(オフィスの端から端まで歩いて5秒くらいの広さだ)。そして、交換した名刺の岩瀬さんのメアドはGmailだった。。。
 
FGIではディスカッションに貢献できたという記憶はない。おそらくあれがHBSのクラスであったら落第だったろう。けれど、そんなことは棚にあげ、ぼくは丁度出版された岩瀬さんの著書「ハーバードMBA留学記」をサイン入りでねだった。そんな役立たずで図々しい参加者のぼくに、岩瀬さんは後日サイン本を送ってくれた。(いまでも大切にしてます。その節はありがとうございました)
 
ところで、当時知人が、保険のネット代理店の立ち上げに携わっていた。そこで、ぼくは図々しくも、「知り合いがネットで保険の代理店をやってるんで紹介しましょうか?」などと申し出た。
 
これが、あんなことになるなんて、当時のぼくは想像だにしていなかった。。。
 

 
第3に、なんとぼくはライフネット生命に優秀な人材を(知らぬ間に)供給していたのだ。

FGIの際、岩瀬さんにネット保険代理店に携わる知人を紹介したのだが、その後、彼らは会う機会を持ったようだ。その際、その知人の同僚であるYさんも同席したらしい。東大の理系院卒のYさんとは、何度かお茶や飲み会で一緒したことがあるが、スマートな印象の人だ。(そして、奥さんに頭が上がらない、かわいらしい人だ)

そして、ずいぶん後になって、その知人からYさんがライフネット生命に移ったことを聞いた。驚いた。これって、おれが岩瀬さんとYさんの出会いを演出したってこと?! リクルートエージェント並の紹介料をせびろうと思ったが、HBSのベイカースカラー様のサイン入り著書(初版)の代金としてそれ以上の額を請求されたらたまらないのでやめた。

話はそれだけに終わらなかった。。。

ライフネット生命が開業して暫くしてからのことである。たまたま機会があって、ぼくは半蔵門にあるライフネット生命本社を仕事で訪れた。そこで、とある社員の方と話していたのだが、雑談の中でその方がとある消費財メーカーから転職してきたことを知った。実はYさんも、その消費財メーカー出身である。そのことに触れると、「わたし、Yさんの誘いでこの会社きたんですよ」だって。。。

な、なんだってー?!

北京の蝶の羽ばたきが、NYのハリケーンを生むとはこのことだ(なんのこっちゃ)。ああ、おれの軽率な行動が前途有望な2人の優秀な人間の人生を狂わせてしまったのね、、、そんなことを思った。いや、2人分の紹介料をどうやって貰おうか考えていたかもしれない。




このように、いわゆる経営資源のうち、金、知恵、人材という、最重要リソースであるこの3つを僕はライフネット生命に提供していたのだ。もはや、ライフネット生命はぼくの子供と言っても過言ではないだろう。

つまり、何が言いたいかというと、ライフネット生命1周年は、ちょっと他人事とは思えないくらい、嬉しいってことです!

ライフネット生命は、知名度はまだまだ低いけど、掲げる理念と扱っている保険商品には大変共感を持っています。みんなも、保険を検討する場合には、ライフネット生命を検討してみてはどうでしょう。
(FPのようなプロにも、高く評価されてるようですよ)

料金シミュレータ保険の基礎知識コーナーなど、とりあえずでもサイトに訪れる価値はあるかと。(料金シミュレータはいじってるだけでも楽しいよ)



というわけで、これを機会に、志バナーに協力することにします。とりあえず一番デカイバナーをはっつけよう。(↓)

ライフネット生命保険
ライフネット生命保険は、相互扶助という生命保険の原点に戻り、「どこよりも正直な経営を行い、どこよりもわかりやすく、シンプルで便利で安い商品・サービスの提供を追求する」という理念のもとに設立された、インターネットを主な販売チャネルとする新しいスタイルの生命保険会社です。インターネットの活用 により、高い価格競争力と24時間いつでも申し込み可能な利便性を両立しました。徹底した情報開示やメール・電話・対面での保険相談などを通じて、お客さまに「比較し、理解し、納得して」ご契約いただく透明性の高い生命保険の選び方を推奨し、「生命(いのち)のきずな=ライフネット」を世の中に広げていきたいと考えています。






FGIの帰り、「便所掃除としてでもいいから、手伝わせて欲しい」そんなことを実は思っていた。
もし、この会社に参画していたらぼくの人生はどう変わっていただろう?(少なくとも、こうして人生のロンバケを楽しむことは出来なかったなぁ◎)
これまた、crossroad、、、だったのかな?




(追記)
縁はあれど、役には立てず、、、ですな。 (@´_`@)
 

 

ライフネット生命保険

政策懇談会(09/05/16)で国際法のお勉強

大学の先生のお誘いで、財務省の方が主宰する勉強会、政策懇談会に出席した。

外務省国際法局国際法課の方を講師(この政策懇談会のメンバーらしい)に、「外交と国際法」というテーマでお話し頂く。

国際法といえば、その昔大学に通っているときに国際法のクラスを取った。しかし、「国際法には国内法のような強制力が(あまり)ない」ということを知り、結局役に立たないってことか?と、国際法に対する興味を失ったことが思い出される。。。

しかし、外務省の法律顧問として、実務で国際法に関わる氏の話は、大変興味深かった。

例えば、政府としてはこんなことを主張したいという政治的な思惑に対して、国際法上そのような主張が許されるのかの検証を行い、場合に拠っては省内や他の省の官僚とのバトルが行われるという。。。


また一見、アメリカなどは国際法を無視し放題で、好き勝手なことをしているという印象があった。(国際法は役に立たないものというバイアスがあるから余計に。)

でも、実際には、アメリカ政府の(国務省や国防省の)法律顧問は、アメリカ政府の行動や言動のすべてに対して法律的な裏付け(強引な理屈付け)をしているらしい。つまり、(アメリカ政府としては)国際法は遵守しているというらしい。へぇ。



国際法、もう一度勉強し直してみよっかな。

オープン

とりあえず色々カスタマイズ中。。。

小粋空間はすごーく参考になる。
まだまだ全然分からないことだらけだけど。。。







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